何だかんだで初めてブログを書かせていただきます🙇
タイトルにもあるように実はこの度、私たちは会社紹介動画を作成しました!!
今回は、この動画を制作するに至った背景や、実際の撮影の様子、
そして完成までに起こった様々な出来事についてもお話しします。
なぜ制作することになったか
そもそも私たちがなぜ会社紹介動画を作ることになったのか、まずはそのお話しから。2022年8月のある日、
社内でエンジニア採用の伸び悩みについて話し合っていたところ、
以下のような会話が生まれました。
佐久間:「最近、エンジニア採用が伸び悩んでいるけど、何か打開策はないかな?」
下 川:「そうですね。今のリソース的にも求人広告を増やすのには限界がありますもんね。
何か定期的に応募が来るような仕組み作りができたら良いのですが…」
佐久間:「仕組み作りか…
それならさ、会社紹介の動画を本格的に作ってみるのはどうかな?
その後の運用にはさほどリソースを割かないし、求人効果ありそうじゃない⁉」
下 川:「確かにいいアイデアですね!ちょっと調べてみます!」
こうして会社紹介動画を制作する計画がスタートしたのでした。

依頼先はあの有名なテレビ番組の制作チーム⁉
早速、動画制作について調べ始めた下川ですが、まず最初の選択肢として、
「自分たちで撮影する」か「プロに任せる」の二つがありました。
今回は「本格的に作りたい」という想いがあったため、
プロに任せる方向で計画を進めることにしました。
そして次のステップは、どこの動画制作会社にお願いするかです。
調べてみると、動画制作の会社は山ほどあり、
企業のPR動画に特化している会社だけでもおよそ数百社ありました。
この中から1つに絞る作業にも、しっかりと時間をかけて行いました。
各社のサンプル動画を見て、話し合いを進めること1週間。
数百社あった選択肢の中から、ようやく数社の企業に絞ることができました。
佐久間:「この中だったらどの企業が良いと思う?」
下 川:「S社が良いと思います。社員インタビューのリアル感がよかったです。」
佐久間:「確かに、そうだね。でも、もう少しストーリー性がほしいな。
脚本の構成にこだわってる企業はないかな?」
下 川:「それなら、A社はどうですかね?」
佐久間:「うん、いいね!飽きさせない構成だね。脚本のレベルが高そう。
I社も同じくらい良いと思うんだけどな。」
下 川:「ここも良いですね。
全体的にインパクトがあって、BGMの使い方が上手です。」
佐久間:「これらに負けないような候補は他にある?」
下 川:「あとはL社ですかね。
ここも動画の構成が良いので見てて飽きないです。
しかもテロップの文字サイズや字体が綺麗なので、
見やすいという点も高評価です。」
佐久間:「そうだね、いやぁ、どれを選ぶか迷うね。
ちなみに各企業の口コミはどうだった?」
下 川:「口コミは以下です!」
S社:★★★☆☆
A社:★★★★☆
I社:★★☆☆☆
L社:★★★☆☆
佐久間:「なるほど、口コミ見ると実際に担当者の対応とか
アフターフォローについても書かれているね。
A社なら、こちらが作りたいものをちゃんと表現してくれそうだね。
まずはA社にアポイント取って、担当者の方と会ってみて、決めよう。」
下 川:「了解です。
ここのドキュメンタリー風な構成は個人的に好きです!」
佐久間:「今回はセイルが掲げているミッション、どのようなことができるか、
働いているメンバーの声をたくさんのエンジニアに届けたい
っていうことを、事前に伝えておいてほしいな。」

1社にアポイントを取ることに決めました。
そしてアポイント当日、私たちが作りたいものや撮影スケジュールなどを詳しく話し合い、
担当者さんの丁寧な対応や再現力の高さに安心感を覚えたため、
正式に動画制作の依頼をしました。
今回、私たちが制作を依頼したのは、
株式会社アジアピクチャーズエンタテインメントという会社です。
「ムビハピ」という企業動画制作のサービスを提供されており、
ガイアの夜明けなどのテレビ番組を手掛けたチームが構成されているのだとか。
これは期待が高まります!
私自身、何度も打ち合わせや細かな確認などの連絡を取り合いましたが、
ムビハピさんに制作を依頼して本当に良かったです^ー^
プロフェッショナルな姿勢に感動
正式に制作を依頼してからは、ディレクターを交えた本格的な打ち合わせが始まりました。
そこで私たちは作りたい動画のイメージを細かーく伝えしました。
【以下、オーダーした内容】
冒頭は「お!」っと興味を引くようなインパクトのある感じ。
IT業界を連想するような近未来的なワンシーンを入れてほしい。
セイルの名前に由来する帆や海のイメージを使ってほしい。
表参道の風景が一目でわかるようなシーンを入れてほしい。
セイルで働くエンジニアのリアルな声を伝えたい。
懇親会やイベントの様子も映してほしい。
最後は心に響くメッセージを込めて〆てほしい。
などなど。
いやー。
振り返ると素人目線の無茶な要望をいくつもリクエストしていますね。
言うのは簡単ですが、これらの要望をまとめるのは本当に大変なことだと思います(笑)
そして極め付きは、私たちがムビハピさんに決めるきっかけとなったサンプル動画を
実際に担当されたディレクターさんに制作の進行をお願いしたい!
というハイパーわがまま(こだわり)を貫くという始末。
ムビハピのみなさんは本当に親切な方ばかりでしたので、ついつい甘えてしまいました(;^_^A
しかし、そのディレクターさんは複数のプロジェクトを掛け持ちしていて、
数ヶ月先のスケジュールまで埋まっているとのことでした。
さすがにそうですよね…
今回は、良い動画を作りたい!という想いはかなり強かったのですが、
数ヶ月待ちとなるのは気が進みませんでした。
苦渋の決断でしたが、致し方ありません。
と諦めかけた次の瞬間(次の日)に一本の連絡が…!
「何とか調整できました。」
…神だ。
私たちの要望に一切否定的なことは言わず、全力を尽くすと言ってくださり、
お忙しいはずの大ベテランディレクターさんに担当していただけるという神対応。
早くもプロフェッショナルな姿勢に感動しました。
撮影が楽しみです。
PS.ムビハピさん。本当にわがままばかり言ってすみませんでしたm(__)m
いざ撮影!

今回の撮影では、現場に出ているエンジニアたちのスケジュール調整もあって、
3日間にわたって行うことになりました。
撮影には常に4人のムビハピスタッフがキャリーワゴンから溢れるほどの
撮影機材を持ってきてくれました。
■撮影1日目
初日は、この動画の肝となるインタビューを撮影しました。
顧客プロジェクトにアサインしている技術メンバー2名と
代表佐久間さんのインタビューシーン撮影です。

技術メンバーには、濵田さんと相川さんに現場とスケジュールを調整してもらい、
オフィスに来てもらいました。
通常、セイルのオフィスでは営業メンバー5名と開発メンバー2名、
そして代表の計8名が作業しているのですが、
今回はムビハピのスタッフさんと現場メンバーも集まり、
14人もの人々が一緒になって撮影を行いました。
正直なところ、場所が手狭で、ちょっとしんどかったです(笑)。
ディレクターの「アクション!」の声で撮影が始まると、
私たちは撮影を見守りながら、
雑音が入らないようにと些細な仕草さえも慎重になりました。
物音を立ててはいけない雰囲気の中で緊張が走っていたのを覚えています。
特に営業メンバーは取引先からの電話が鳴らないかヒヤヒヤしてましたね(笑)
この手狭なオフィスの中で3人を順番で撮影するとなると、
同じ背景の使い回して、安っぽく映ってしまうのでは?
と心配になりましたが、プロの気遣いはさすがでした。
事前に、一人一人の画角に収まる背景をシミュレーションしていたようで、
同じオフィス内での撮影にもかかわらず、既視感を感じさせない仕上がりになっていました。
こうして、丸一日かかった初日の撮影は、プロの腕前に魅了されて、あっという間に終わりました。

続く2日目の撮影は営業の密着です。
打ち合わせの外出シーンとインタビューシーンの2つを撮影しました。
密着に応じてくれたのは、我らがエースの小田(こだ)ちゃんです。
この日は天気にも恵まれ、最高のスタートとなりました。
まずは社内でインタビューシーンの撮影から始まりました。

周りで見守っている他のメンバーの視線が必要以上に集まったせいか、
終始笑顔が止まらない様子でした。
小田ちゃんの笑いが落ち着くまで、撮影が再開できなかったので
一度深呼吸をしてもらい、状態が整うのを待ちました。
でもまた思い出して吹き出してしまう。
何度もこのくだりがあって、撮影が全く進まなかったです(笑)
完成品を見て頂けると分かるのですが、
インタビューでは真面目で思いやりのある温かいメッセージが語られていて
心を動かされるシーンになっています。
しかし、裏側は吹き出し笑い連発で何度も撮り直しをした賑やかな現場でした。
だいぶ腹筋が痛くなったところで外出シーンの撮影に移ります。
まずはオフィス1階で、客先訪問に出発するシーンを撮りました。

ようやく撮影の雰囲気に慣れてきた小田ちゃんは
自信ありげに堂々と歩く姿を見せるようになりました。
私はこっそりと陰から見守っていましたが、
撮影集中モードに入っていた小田ちゃんと偶然にも目が合ってしまい、
また撮り直しに……。
小田ちゃんから「視界に入らないでください」と言われてしまいました(;^_^A
<撮影の様子はこちら>
その後はNGなしの一発撮りが続きます。
そして最後は、表参道の煌びやかな風景をバックに華々しく歩くカットの撮影でした。
近くで見守っている私には目もくれず、完全にプロのような目つきで有終の美を飾りました。

最終日はランチミーティングの様子を撮影しました。
当社では月に1回、営業メンバーがエンジニアの現場付近へ出向いて、
日々の業務や今後のキャリアパスについて気軽に相談ができるよう、
ランチをしながらヒアリングを行っています。
中にはこのランチミーティングを毎月楽しみにしてくれているメンバーもいるほど、
私たちが力を入れている取り組みの一つです。
(何といってもランチ代は会社負担なので気持ち良く食事をすることができます笑)
今回は撮影ということで上野にあるDidot(ディド)さんにお邪魔しました。
実はこのDidotさんは、セイルの忘年会でも利用させていただいたことがあるですが、
料理が美味しく、店員さんのサービスが良いので最高です(パスタが特においしい)。


夜は雰囲気の良い空間で飲食ができるのも魅力!
当日は、青空の真下、心地の良い気温と最高のシチュエーションの中で撮影することができました。
この日はエンジニアの住さんに来てもらい、営業はもちろん女優小田ちゃんです。

現場の業務やキャリアについては真剣なまなざしで話し合い、
プライベートの話題では明るく笑顔が絶えない雰囲気になる、
オンとオフ両方の話ができることが、お互いにとって
良い時間になっているのかなと感じました。
そうこうしているうちに撮影最終日も無事に終了。
大女優はすっかり撮影に慣れていました。
こうして、3日間にわたる撮影は全て天気に恵まれ、無事に完了しました。
残るはムビハピさんの編集を待つだけです。
楽しみですね(^_^)!
ついに完成!
撮影終了後に担当のディレクターさんから「良い仕上がりにするので、編集もお任せください」と
ここにきてもプロのカッコ良さを見せてくれました😭
さすがです。
ワクワクと安心感に包まれて待つことおよそ3週間、
ついに仮動画が完成したと連絡が入りました!
早速、社内のみんなで視聴すると…
想像を超えてくる良い仕上がりでした!!
こちらがオーダーしていたこだわり(わがまま)が全て盛り込まれていてクオリティも高い!
満足度抜群です!
みんな口をそろえて絶賛していました。本当に素晴らしい。
あとは、細かな修正をお願いして、1週間ほどで完成品が納品されました。
いやー、短いようで長かった。
あーだこーだと様々な意見が交差し
わがままもいっぱいお願いし
たくさんの人の協力をいただいて
色々な想いがつまった
動画がついに…
完成しました。
それがこちらです!!!どうぞご覧ください。
いかがでしたでしょうか?
私たちが普段どのような想いで取り組んでいるかや、
エンジニアたちがセイルを選んだ理由、
代表の想いや会社の雰囲気などが、動画を通じて少しでも伝われば嬉しいです。
最後に
現在、セイルでは一緒に会社を盛り上げてくれる仲間を募集しております!・開発エンジニア
・インフラエンジニア
・ヘルプデスク/社内SE
・営業職
・採用アシスタント
動画を通じて共感してくれた方、興味を持ってくださった方、
すぐにでも働いてみたいと思う方、
キャリア相談をしたいという方もお気軽にご連絡ください。
セイルの採用ページやインスタグラム、また直接お電話でも承ります。
それでは、ごきげんよう!